【保存版】相続でまず必要なのは戸籍!相続人確認が難しい理由を行政書士が解説(第1話)

1. 相続手続きのスタートは「戸籍」です(ここが入口)

相続の手続きは、やることが多いように見えますが、最初にやるべきことはシンプルです。

相続人を確定する(=誰が相続人かを決める)

これを証明・確認するために必要なのが戸籍です。

銀行の解約、証券口座、相続登記、保険金、年金など窓口で必ず言われます。

「相続人が誰かを確認できる資料を出してください」

普段戸籍を扱っていない人は、ここで一度手続きが詰まります。

2. 一般の人が戸籍でつまずく“3つの理由”

理由①:「戸籍=1枚」じゃない(人生の変化ごとで増える)

戸籍は、身分関係の履歴なので、転籍・婚姻・離婚・養子縁組・認知などがあると戸籍が複数に分かれたり、古い様式の戸籍が混ざってきます。

理由②:「言葉が難しい」…全部事項?除籍?改製原戸籍?

相続でよく出てくるのがこの3つです。

  • 戸籍全部事項証明書(戸籍謄本):今の戸籍(コンピュータ化戸籍の全部が記載)
  • 除籍全部事項証明書(除籍謄本):その戸籍にいた人が全員いなくなった戸籍
  • 改製原戸籍:戸籍の様式変更(改製)前の古い戸籍(相続調査で必要となる)

理由③:一番大事なのに“読めない”

古い戸籍は、旧字体・手書き・注記が多く、しかもどこが重要かが初見では分かりにくいです。

相続人を調査する上でミスが起きやすい原因となります。

3. まず知っておきたい「戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)」とは?

相続の現場でまず登場するのが戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)です。

法務省でも「全部事項証明書」という名称が制度上使われています。

交付手数料の目安

自治体により異なる場合がありますが、一般的に

  • 戸籍全部事項証明書:450円
  • 除籍/改製原戸籍:750円が目安としてよく使われています。

    (※自治体により取り扱いが違う場合があります。必ず窓口案内をご確認ください。)

4. 【重要】戸籍謄本(全部事項証明書)の見るべき場所チェックリスト

ここからが本題です。

戸籍を読んで「相続人」を確定するには、見る場所が決まっています

✅チェック①「本籍」と「筆頭者」

  • 本籍:戸籍の所在地(住所とは別のものです)
  • 筆頭者:その戸籍の先頭に載る人

    → 確認する申請先が合っているか、戸籍の単位を見誤っていないかの確認になります。

✅チェック②「戸籍に載っている人(配偶者・子)」

戸籍の中心は、ここになります。

(法務省の戸籍記載例から引用)でも、氏名・出生・父母との関係など、身分事項が整理されて出てきます。

✅チェック③「身分事項(出生・婚姻・離婚・死亡など)の欄」

相続人確認で重要なのは、ほぼこの部分です。

  • 死亡の記載:被相続人の死亡が戸籍で確認できるか
  • 子の出生:子が何人いるか(前婚の子・認知なども含む)
  • 婚姻/離婚:配偶者関係の履歴
  • 養子縁組:相続関係に直結

ポイント:今の戸籍だけ見ても、昔の子や前婚の子が記載されていません

ですので、相続調査は戸籍の束になりやすいです。

✅チェック④「除籍」の注記(戸籍から抜けた理由)

戸籍には、除かれた履歴(婚姻や死亡など)が記載されます。

5. 「自分でやる」場合の落とし穴(ここで時間が溶けます)

  • どの戸籍が不足しているか分からない
  • 追加で取るべき本籍地が増える
  • 必要な範囲が手続き先(銀行・法務局)で微妙に違ってくる
  • 相続関係図で子の見落としが起きる(後で大問題に)

ですので、相続の戸籍収集は行政書士が一番向いている業務といえます。

✅理由は、行政書士の強みが「書類の意味を読み解き、整えて、説明できる」ところにあるからです。

よくある質問(Q&A)

Q1. 相続人の確認って、戸籍1通でできますか?

A. できないことが多いです。

転籍・婚姻・離婚・改製などで戸籍が複数に分かれ、古い戸籍(改製原戸籍・除籍)が必要になるケースがよくあります。

Q2. 「戸籍全部事項証明書」と「戸籍謄本」は違うんですか?

A. コンピュータ化された戸籍では、実務上「戸籍謄本=全部事項証明書」として案内されるのが一般的です(名称として全部事項証明書が使われます)。

Q3. 戸籍を取るのに、手数料はいくらくらいですか?

A. 戸籍は450円、除籍・改製原戸籍は750円が一般的です(自治体により異なる場合があります)。

1問○✖️クイズ

Q. 相続人の確認は「現在の戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)」1通だけで足りることが多い。

答え ○か✕を押すと、ここに解説が表示されます。

次回予告(第2話)

次回は、読者が一番知りたいことだと思います。

戸籍はどこまで必要?出生から死亡までとは何?

改製原戸籍・除籍・戸籍附票がどう絡む?

ここを図解感覚で分かるようにまとめます。

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